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T-170

うさ子はそば屋に行くことにしました。
 
店員が叫びます。「ゆっくりしね!!!」うさ子は困惑してしまいます。そば屋だよね!?
 
「聞き違いですよお客さん。ご注文をどうぞ」
 
「あせふきタオル…ゆでて…」
 
ゆでたてが出てきました。
 
ホッカホカのあせふきタオルをひたいにあて、うさ子ごまんえつ。
 
そば屋を出たうさ子は、そのとなりのそば屋に入りました。
 
「お客さん、お代まだもらってないよ!!」前のそば屋の店員がどなっています。
 
890円を支払って、次のそば屋の注文を考えます。「タオル…飽きたな」
 
飽きたので店員のおじちゃんに誘い文句をぶつけました。
 
「730円で…どう?」
 
おじちゃんは「アタイそんなに安くないわよ」とスネます。
 
でも、もともと690円くらいで色をつけたつもりのうさ子は、おじいちゃんの発言に対して
 
「仕方がない…“コレ”でどうだ?」そでの下から何かを出します。これは…万札…!?
 
万物の邪神を払うお札略して万札でした。
 
「いいよ」おじちゃんは万札をもらいました。「ニセ札じゃねーか!!」
 
「お前もな!!!」うさ子はおじちゃんをはったおしました。
 
ドッシーン☆ 2人はまとめてつんのめってしまいました。
 
「やるじゃねえか…」「へっ、お前もな」
 
友情が芽生えた2人は、別のそば屋を始めました。
 
2人の友情をそのまま込めたうどん、まずくないわけは
 
ありました。あまりのまずさにお客は目からビームを出しまくっています。
 
ビームでそば屋は崩壊。ガレキの山にたたずむうさ子。
 
そこへとおりすがったおじちゃんが「130円で…どう?」と声をかけてきました。
 
「アタイそんなに安くないわよ」プライドは捨てないうさ子。
 
いろいろあって50円の値がついたうさ子。プライドは飲み干しました。
 
50円(日給)でそば屋を再建。やがて全国展開のそばチェーンにのし上がります。
 
箱根そばです。
 
日給の割にメニューの平均価格は1000円超え。売り上げはどこに?
 
もちろんすべて貢いじゃっているわけです。
 
場末のホスト、八江田に9割9分です。
 
それを知ったおじちゃんは、しっとに燃えました。
 
燃え上がり、うさ子ごと焼けました。
 
これがのちのうさ子焼きそばです。おわり。

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