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T-082

うさ子は人恋しくなったのでピザを注文しました。
 
電話で注文すると余計人恋しくなるので、直接ご来店してみました。
 
追い出されました。
 
「マジでかコノヤロー」お店の前で「マジでマジで」を連発しはじめました。
 
すると店長が出てきて、できたてのピザをそっと手渡し、
 
「あちらのお客様から…」とつぶやきました。うさ子は、店長の手の指す方を見ました。
 
そこには『食用蛙』と書かれた看板が。うさ子はピンと、そしてポンと来ました。
 
その看板は、最初は無地でしたが、転んだ拍子に『食用蛙』が貼り付いてしまったのです。
 
そこで燃やしてみました。
 
でっかくなっちゃいました。店長が。
 
そしてピザ屋もでっかくなっちゃいました。いよいよ宇宙一号店も開店します。
 
なんとうさ子もでっかくなっちゃいました。宇宙一号店をぶっつぶしに行きました。
 
「キエエー!!!」と店長が叫びます。無理にでもテンションを上げるつもりです。
 
店長のゲージがMAXに達した時、うさ子は粗茶を彼に投げつけました。
 
しかし粗茶は空(くう)を切り、どこかへ飛んでいってしまいました。だって、そう、ここは宇宙。
 
今度は粗茶のかわりに祖母を持ってきました。そぼろが食べたくなりました。
 
それはそうと、祖母を投げました。
 
しかし、祖母も空(くう)を切ってしまいました。むしろ祖母は宇宙(そら)を斬りました。
 
ずんばらり。
 
「オラのおばあを返せぇ~」孫が走ってきましたが、ムカつくのでへこましました。
 
へこんだ孫はその腹いせに、店長をへこませようとジャンプキックを
 
かましましたが、うっかりうさ子にジャストゥミートゥーしてしまいました。
 
ズギューン。うさ子のハートに直撃・モキュン♡うさ子は目をスペード型にして
 
祖母の後を追っていきました。
 
「おーばーあーちゃーんー」叫ぶうさ子。眠くなる店長。
 
店長が河の向こう側に辿り着き、永遠の眠りについた時、全てが止まりました。
 
こうして、ピザ屋の野望は打ち砕かれたのでした。あ、うさ子は何とか動いてます。
 
ブーメラン効果で粗茶が戻ってきました。茶柱が立っててなごんだよ。
 
そこにペ・ヨンジュンが来ました。
 
うさ子はペを長時間はがいじめにし、うさ子の人恋しさはそこはかとなく癒されたとさ。

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