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うさ子といううさぎのような宇宙人がいた記録

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2009年02月の記事は以下のとおりです。

T-177

「なんでグリンピースは緑色なのおお!!??」うさ子は叫んでいます。
 
しかし独房の中では誰もその問いに答えてくれません。
 
看守があからさまな舌打ちをします。
 
「その舌ちょん切ってタン塩にして食ってやるわァ!!」怒り狂ったうさ子は
 
看守の舌を焼いておいしくいただきました。うさ子はどちらかというと
 
ウニみてえな味です。看守は絶命しました。異臭騒ぎでムショは大混乱です。
 
窓という窓を開けたので、風通しだけ一気に良くなりました。
 
そして囚人たちはみるみる脱獄していきます。
 
囚人という名の異臭が無くなったので、牢獄の中はさわやかになりました。
 
気分一新したところで、再びグリンピースの色について考えるうさ子。
 
ピンク色のグリンピース、ピンピースを作ることを思いついたうさ子は早速
 
自分の体組織をちぎって丸め始めました。その数2000個。
 
あまりの単純作業に、うさ子の心は限界をむかえていました。
 
そこで、バレないようにピンピースをつまみ食いしました。しょっぱいうさ子の味がします。
 
その味で気がつきました。自分だけ脱獄しそこねていることに。
 
ピンピース開発により、用事の済んだうさ子は新しく商売を始め、
 
株式会社ピンピースを設立。
 
しょっぱいその味が塩に取って代わる調味料として、バカにバカ売れしました。
 
しかし原材料である自分の体組織がもうありません。
 
背に腹は代えられないうさ子。仕方なく偽装に手を染めました。
 
グリンピースをピンク色にするべく、土に桜でんぶを撒いたのです。
 
…功を奏したのか、新しいうさ子がにょきにょきにょきにょき…。
 
とうとう調味料のシェアで敵になるのは、はかたの塩だけになりました。
 
ピンクうさ子達をけしかけて、はかたの塩本社をつぶしにかかったうさ子。
 
しかし全員、入口の盛り塩を見て死んでしまいました。
 
本社入口に大量の死がいを盛られ、はかたの塩社長はヘコみました。
 
大きな損害を負いつつも、はかたの社長をヘコませることに成功したうさ子。
 
ありったけの塩とをピンピースをかき集めて、探し物を探しに行きました。
 
見つけにくいものでしょう、もちろん。
 
カバンの中も机の中も探したけれど見つからないんですもの。
 
しかしまだまだ探す気でした。それより僕と踊りませんでした。
 
ていうか何を探してんだか忘れてました。「ああそうそう、グリンピースが緑色な理由だったわね」
 
足元に落ちているグリンピースを拾い、言いました。「緑って、目に優しいもんネ」

T-176

うさ子Aがあらわれた!うさ子Bがあらわれた!
 
倒しても経験値は少なく、もらえるお金も少ないわで、劣等感いっぱいの敵です。
 
しかも異常にすばやく、攻撃が当たりません。
 
ためしにうさ子Aにトマトを投げつけたところ、うさ子Bがおいしくいただきました。
 
逃げたい勇者でしたが、逃げると所持金が減るので迷っています。
 
もたもたしていると、うさ子Bが仲間を呼んでしまいました。
 
「あー!もう、だから言ったのに!」たかしのプレイを横から見たたけしが口をはさみます。
 
それが、たけしの最後の言葉でした。
 
うさ子Bがたけしにトマトを投げつけたのが原因です。
 
ゲームとリアルが入り混じった世界になってしまったわけです。
 
どことなくたかしくんの顔がドットです。
 
代わりにうさ子が現実の体を持ってしまいました。そこへ現れるたかしのカーチャン…!!
 
カーチャンはフルポリゴンでした。
 
カーチャンは頭のポリゴンを1ドットずつ外し、うさ子に投げつけました。
 
うさ子はCG感バリバリでくねくね踊り、すいすい避けていきます。
 
エフェクトが派手すぎて、だんだん見えなくなってきました。
 
処理落ちどんと来い!なレトロゲーム世代のカーチャンに、その動きを見切るのはたやすいことです。
 
的確にうさ子の眉間を突きました。
 
うさ子はまっぷたつに裂けました。たかしはその様子をJリーグカレーを食べながら
 
巨大化しつつヘラヘラ眺めています。「アルシンドにーなっちゃうよー」
 
まっぷたつになったうさ子は、とてもくやしく思いました。
 
思っていたら、うさ子の体が1つにつながり、たかしはアルシンドに
 
「トーモダチナラ ゴセンエン ニヒャクグラム」
 
と言おうとしましたが、そろそろ「ゲームは1日1時間」のタイムリミットです。
 
時間までにセーブしないと、全員消えてしまいます。
 
「むしろ全員消してやろう!!」悔しがるうさ子は大虐殺を決意。
 
「ニャーン」うさ子の決意もむなしく、ゆきずりのネコによってゲーム機シャットダウン。
 
「いかがですか?このRPG。製作費2000億の大作ですよ!」
 
「スタッフ全員代○ニ出身の超エリート集団ですよ!」
 
「そしてボクは責任の無い1日販売バイトですよ!」
 
その刹那、うさ子の頭が真っ白になり、
 
ピンク部分が空一面に広がりました。
 
それが膜となり、太陽熱をさえぎってしまいました。
 
TV画面が暗くなったおかげで、たけしとたかしは現実に戻ってこれました。よかったね。

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