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うさ子といううさぎのような宇宙人がいた記録

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2009年04月の記事は以下のとおりです。

T-181

今日はステキなうさ子町内1を決める日です。
 
町で唯一うさ子に飼われていたうさ子、うさ吉はこれに大層喜び、
 
飼い主と一緒にそこらへんで小躍りしました。やったね!
 
暫定1位の座を今日も更新したと安心しているのです。
 
しかし向上心を忘れたうさ吉はただのうさ子。
 
翌週には町内1の座をむさ子に奪われてしまいました。
 
うさ子ですらないむさ子に町内1の座を奪われたうさ吉は、
 
「下克上だぜー」と叫びながらむさ吉に突撃。
 
むさ吉はとんだとばっちりを受けました。地中に埋め込まれて涙目です。
 
「何をしたんだ僕が!君に!」ドゥバドゥバ号泣して、水分が
 
蒸発し雲となり、そしてむさ吉は海になりました。
 
これがいわゆる地中海です。
 
むさ子はたいそう驚きました。これがいわゆる死海です。
 
一種の尊敬を覚えたうさ子は、度数89.5%の酒をお供えしました。
 
死海はあたり一面赤ワインに変わりました。うさ子やむさ子は
 
何かしらで引火したワインによる大火事で焼死しました。なるほど、火の海です。
 
火の海は7日間、世界中を焼き尽くしました。
 
ロースト地球の完成です。
 
うさ子がぺろりとたいらげます。
 
地球はうさ子に乗っ取られました。なんというハイジャック!!
 
それを押し入れから見ていたジャックはハイな気持ちに
 
なりつつあるのを鎮めていました。「見つかったら、俺も食われる…!!」
 
ダンボールに身をひそめてドキドキしていました。
 
ゆっくりと近づいてくるうさ子。ダンボールまであと100光年ありますが。
 
宇宙六畳間は、100光年が一畳の一辺みたいな雰囲気でして。
 
うさ子は視力が1000.0あったことを嘆きました。近くが見えてません。
 
近くのジャンプにつまづき、うさ子は絶命しました。
 
安心したジャックはまた押し入れに戻りました。押し入れ生活も8ヶ月になります。
 
見知らぬ青だぬきともだんだん打ち解けてきました。
 
最近では和菓子をくれるようになりました。それにしてもあのポケットは何なんだろう。
 
寝ている間にこっそりしっぽを引っ張ってみちゃいました。
 
ねずみがかじっていると勘違いした青だぬきは、地球破壊爆弾を
 
こねくりまわしてうさ吉を復活させました。
 
うさ吉は道端で転びました。「あっ…」

T-180

「ワン、ツー、ワンツー、ん、ん、マイクテストテストー。本日は~」うさ子がマイクに
 
呼びかけます。マイクは迷惑そうです。「ウサー子サーン、ウルサイデース」
 
マイクはボイコット。それに腹を立てたうさ子はついカッとなって
 
力みました。放屁しました。マイクは恥ずかし乙女になり
 
ファンシーさを売り出しましたが、放屁の音にかき消されました。
 
そのことに腹を立て、魔王のようにふるまうことにしたうさ子。
 
まずうさ子は手始めに、マイクを意味なくなぐりました。
 
一発なぐるたびに、マイクが一発放屁。うさ子はだんだん悲しくなってきました。
 
「メタン臭がするわ…」放屁しておきながらマイクが不思議がります。
 
それが気に食わないうさ子は、マイクに火をつけました。
 
爆発でせっかくの会場が台無しに。というか重傷者多数の大惨事です。
 
それはむしろうさ子にとって好都合でした。
 
一発なぐるたびに屁を浴びる魔王から、破壊神へとランクアップしたうさ子。
 
しかし、あがめてくれる信者はいません。
 
信じてもらうため重傷者の手当てをします。破壊神にあるまじき行為!!
 
人々から信頼を得たうさ子は、そこら辺に木を植えました。
 
ケナフの木でした。すっごく紙がとれるよ!
 
そして割りばしを亡きものにしました。
 
そういう小さいところで魔王っぷりをアピールするうさ子。
 
リサイクルフリースを流通させ、ウール市場を縮小したりもします。
 
魔王うさ子はマイクで演説します。「皆さま節約にハゲみましょう!!」
 
この一言により、頭が寂しい人々は反旗を翻しました。
 
あくまで心の中で、でしたが。世の男性は案外小心者でした。
 
だから一ヶ月のお小遣いが2万円なのでした。
 
そしてスーツにビールがかかっても「あーあ」の一言で済ませるのでした。
 
家に帰ってカーチャンやツマに「隠すな」と怒られるのでした。
 
一方、魔王討伐隊は太陽光線を乱反射して、うさ子を追い込みます。
 
魔王討伐隊は、うさ子をミディアムに焼きました。
 
それがまずいのなんの。家畜の飼料にもなりません。処理に困った人々は、
 
まともな米に混ぜて売ってしまいました。
 
しかも10年以上。気がついたときには後の祭りでした。全国に流れた殺人米は、
 
人々をうさ子の姿に変えてしまったのでした。まさに…破壊神…っ!!
 
お米が主食な国の人は、いまやすべてうさ子。困り果てた末に政府は
 
うさ子まみれの水泳大会を連日執り行いましたとさ。めでたしめでたし。

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