- 2008/08/02
- テキスト
T-001
あるところに、うさ子といううさぎのような宇宙人がいました。
うさ子はうさぎ(宇宙人)のくせにカレーが好き♡
カレーといってもただのカレーではない。宇宙名物ミート納豆入りのカレーが好きなのだ。
ある日うさ子は森へ出かけました。すると…
たんすの中にミソがあるかもしれないと思い…家にかえりました。すると
たんすの中のミソのとなりにチーズがおいてありました。
「よし、ミソチーズカレーを作ろう♪」そう決めたうさ子は台所に立ちました。
ミソがこげてチーズがどろどろ……。
「まあなんておいしそうなの」そう言ってうさ子は一口食べてみました。
「うーん…何か足りない…」
うさ子は、まさお君のことを思い出しました。まさお君は珍味な食べものです。
しかし、まさお君はとても高くてうさ子には買えません。
そこで、うさ子はタクシーの運転か大道芸でお金をかせごうと心に決めました。
でもおふろのガス栓が入ってるかどうかがとても気になり、
とりあえずもどってみた。そしたらなんと、うさ子の家が
大洪水!!ガス栓は無事だったが、おふろの蛇口が開いていたのだ!
「あ"ぁ~~!!家がぁ~~!!」うさ子は無我夢中で水を飲み始めました。
水はまったりしていて、それでしつこくなかったらしく、全部飲みほしましたが、家は…
ねじがとけてしまっていたのでバラバラになってしまいました。
家がないと何もできないので、うさ子は耳にかくし持っていたテントを立てました。そのテントは
置いといて……森の“ゲームセンター”に行きました。「さて、何をやろっかな?」
と思ったけど、お腹が痛くなってきました。さっきの水のせいでしょうか。
うさ子はお腹をかかえこみ、ゲーセンの前で倒れてしまいました。そして助けを呼びました。「誰かーーー!!」
「誰かと聞かれて(?)呼ばれて登場!!まさお君だぁぃ!!」
まさおくんはおもむろに「さぁ、ボクのかみの毛をお食べ」といいました。彼のかみのけは腹痛止めの特効薬です。
うさ子はまさお君のかみを食べ腹痛は治ったが、今度はまさお君の髪が
「痛い!」と叫びました。まさお君は「君の耳を食べれば治るんだ」と言いました。うさ子の耳は足にあります。
「ダンスダンスレボリューションで私に勝ったら耳をあげるわ。そのかわり、あなたが負けたらカレーの具になってもらうわよ」
命がけのダンスダンスレボリューションがはじまりました。まさお君の命あやうし!!
ところがどっこい!まさお君は毎日ゲーセンに通っていて、ダンスダンスレボリューションは大得意だったのです。
~♪♪~結果…なんとうさ子は負けてしまったのです!!
うさ子はおとなしく耳を切り取ってまさお君に差し上げました。すると切り取った所から耳が
うさ子の形になって次々とあふれでてきます。
「よっしゃ!」うさ子は大量のうさ子形のモノの耳を切りとって自分の耳につけました。「これでよし♪」
めでたしめでたし。