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T-196

うさ子・イン・カラオケ!!「さあ1曲目は何にしようかしら?」
 
もちろんうさ子のヒット曲。そう。あの曲です。
 
思い出してるうちに別のうさ子に3曲入れられていました。うさ子ご立腹!!
 
マイクを握ったら離さない、今は絶滅したと思われている『ジャイアン族』の末裔だからです。
 
何を思ったか急に立ち上がると、うさ子も一緒にマイクを握り締めました。ま、まさか…!
 
折ったーーーーーー!!ぽっきり折ったーーー!!店員に叱られ、うさ子涙目。
 
うさ子はおわびとばかりに木製のマイクを3秒で作りあげました。
 
どう見てもアイスキャンデェ~を食べた後のあの棒を、うさ子はノリノリで
 
マイクと言い張ります。どうしても仕事上許せない店員はうさ子2人をバックルームに連れてきました。
 
「我をジャイアン族の末裔と知ってのろうぜきか!!!!!!!」と言うつもりが噛んで「我はうさぎか!!!!」
 
舌からたくさんの血を噴き出し、さわやかな笑顔でぶっ倒れます。
 
店員はぶっ倒れたうさ子の血を拭き取り、無かったことにしました。
 
立場上、うさ子を追い出さなくてはならない店員はしぶしぶうさ子を掴み上げ
 
背負い投げで路地裏のきったないゴミ箱にぶち込みました。うさ子はボロ雑巾です。
 
しばらくして気がついたうさ子は決めました。そうだ、この怒りをトライアスロンにぶつけよう。
 
うさ子の財布にあるお金が、またたく間に自転車に変わってゆきました。
 
全自動ママチャリです。最新式の。
 
電池がありません。単一を4コ手に入れるべく、店員にケンカを売りに、
 
俺よりもっと強い奴に会いに。
 
「そろそろ…来る頃だと思っていましたよ…」「なん…だと……」
 
「店員VSうさ子、fight!」カーンと高らかにゴングが鳴ります。
 
「なお、解説はこのワタシ、大内がお送りします!」35歳のフレッシュガールです。
 
その刹那、大内さんにうさ子弾丸がHIT。店員のワザが早くも炸裂
 
する前に、大内さんという名の一つの花の命が静かに終わってしまったのです…。
 
「よくも大内さんを…!!!絶対にお前だけは許さん!!!!」「いや…いま自分で」「ブリッジするまで許さん!」
 
うさ子は容赦なく大内さんと店員をこねます。こねこね。
 
あらふしぎ、おいしそうなホットケーキのできあがり。
 
木製のマイクことアイスの棒でつっついた後、ちぎっては投げちぎっては
 
ディフェンスに定評のある池下にゴールを阻まれます。
 
その動きカバディの如し、そのまなざしカバディの如し、そのルールカバディの如し
 
そのカバディ、カバディの如し。
 
ゴールに入りきらなかった大量のホットケーキのかけらは、うさ子を養分として
 
次々とカバディの口に放り込まれ、カバディご満悦…。
 
しかし栄養バランスを省みない暴食に、とうとう糖尿病としてカバディは食事を制限されました。
 
「カバディお前…私の代わりに…!」と一瞬考えたうさ子はホットケーキにメイプルをかけることにしました。
 
え?めでたしめでたしですが何か?

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