エントリー

T-215

こんにちは。只今うさ子は崖から落ちそうになっています。
 
「こんなの、あんまりだよ…!」うさ子の手は今にも離れそうです。
 
上から見ていた少女は、うさ子を助ける気にはなれないのです。
 
なぜなら彼女は落ちている途中だからです。
 
「あんまりだァーッ」落ちてきた少女は、そのまま落ちてゆきました。
 
うさ子は道連れにされました。
 
「この子を足蹴にすれば助かるかも…!」うさ子は画策します。
 
一瞬のスキをついて、少女の体に足をかけ、ふんばって跳躍しました。
 
成功です!ふりだしに戻れました。
 
うさ子に2ポイント加算されました。
 
30ポイントたまったので、絵皿と交換しました。
 
お母さんが喜びました。
 
崖の上に住んでいることも忘れてピョンピョン跳ねたりしています。
 
うさ子が床に刺さりました。
 
思いのほか居心地がいいので、このまま暮らすことにしました。
 
床に刺さったうさ子はとぐろを巻いていました。
 
赤いうさ子がスキップしながら家に入っていき、とぐろうさ子に
 
巻き付きました。
 
ミックスソフトクリームみたーい!
 
「かわいーい!」とぐろうさ子たちにときめいたJK(アメリカ出身・男)は近寄り
 
棒でつつきながら危険が無いことを確認しつつ
 
インテリアとしてそのまま放置することにしました。
 
「こんなの、あんまりだよ…!」とぐろうさ子たちは愕然とします。
 
しょうがねえので、植木鉢に植えました。頭から刺さっているのでスケキヨ状態です。
 
2分で飽きたJKは風と戯れに行きました。
 
一方、とぐろうさ子たちは程よく育ちました。
 
とぐろをまきすぎて、ぞうきんしぼりみたくなってしまいました。
 
アートとしてはかなりいい感じで、名所になりました。
 
とぐろうさ子はまいにちしゅちにくりんのひびをすごしました。
 
が、1日に1回は「ハハハ…こやつめ」と行ってしまう病気にかかってしまい、
 
No.1ホストにうっかり言ってしまったために、とぐろをまっすぐにされてしまいました。
 
アートとしても名所としても、とぐろうさ子は地に落ちました。
 
もはやとぐろではないのですが、2人で1つの生き物になってしまった元とぐろうさ子は、
 
2ポイントを取られてしまった訳でして。
 
まさに崖から真っ逆さまの転落人生でございました。ハハハ…こやつめ。

ページ移動

ユーティリティ

うさ子ログ新着

T-225
2014/09/24
T-224
2014/09/24
T-223
2012/05/31
T-222
2012/05/30
T-221
2012/05/29