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T-047

そういえばうさ子は宇宙人でした。「宇宙人らしいことの1つでもしようかしら」
 
とりあえず、自分の乗ってるMy宇宙船「うぐいすミントアイス」に乗ってみました。
 
「とりあえず地球でも行っとく?」
 
「いいねぇー」宇宙人らしい会話をしてみました。独り言ですが。
 
地球へ向かう「うぐいすミントアイス」の前に一体の宇宙人が!!
 
…と思ってよく見たら、宇宙服も着てない、おしゃぶりをくわえた赤ん坊が酒をかかえて浮いていました。
 
「バッキャロー。この酒は父上の形見なんだよ!酒ばっか見てんじゃねぇよ!」赤ん坊は悪態をつきまくりです。
 
しかしもう1回よく見たら、おもちゃでした。
 
「なーんだ、アタイってばまた白昼夢を見てたのね♡」うさ子は照れながら核ミサイルボタンを
 
ぽちっと押そうとしましたが、間違って隣のボタンを押してしまいました。
 
うさ子の下がパカッと開いて、うさ子はまっさかさまに落ちてゆきました。そして、うさ子、宇宙(テラ)へ…。
 
落ちた先は冥王星。そう、そこは暗闇の世界…。
 
「とりあえず明かり、明かりっと」うさ子の目が光り、暗闇に一筋の光が…。
 
「何!?あの光は…。ハッ、ひょっとして、ずっと欲しかったムーンライト色の電気スタンド!?」
 
もちろんそれは勘違い。「ハレー!」と叫ぶオヤジが光りながら飛んできました。
 
「あっ!あれは斜め向かいのみちる君が可愛がってた、おーさーむー」思わず叫ぶうさ子。
 
「おさむー!!待ってー!!」うさ子は追いかけました。
 
おさむは、あっという間にうさ子に追いつかれてしまいました。
 
「げっ!!お前はお向かいのしょう子さん!?」うさ子は他人と勘違いされた上に嫌われました。
 
「来んな!触るな!近寄るな~っ!!」おさむは重力圏を突き抜けて光の粒になりました。
 
「みちる君の為にも私ゃアンタを逃がしゃしないよ!とうりゃっ!!」うさ子はブーストに火をつけました。
 
バフー。うさ子は後ろ向きに飛び始めました。そして太陽にげ・き・と・つ♡
 
「あーつーいー。この燃え方は、太陽3世エンポーリオね!?」太陽に3世もあるのでしょうか?
 
「こんなことしている時間はないのよ!」うさ子は太陽を蹴飛ばして、もう1度冥王星へ
 
行こうとしましたが、ちょっと、水浴びしたかったので水星に行くことに。しかし。
 
水星は今世紀最悪の水不足で、水星人に「お前にやる水はない」と追い出されました。
 
「実はあるんでしょ!出しなっ!」うさ子は水星の中心部へ突入!!
 
しかし水星の中は高熱で、うさ子の中身がドロドロになってきました。
 
うさ子は自力で固まり、星として残りの人生を過ごしました

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