エントリー

T-070

うさ子は今、授業を受けています。教科書の人物写真には、はみ出すほどのヒゲが描きこまれています。
 
隣で授業を受けている友人のテル子がそれを見て驚きました。
 
「ロンゲだー!!」
 
「そこ、うるさいぞ!!」教師がブチ切れました。そしてチョークを
 
投げずに、頭に刺しながら、丈の短い剣道着を着始めました。
 
教師の生着替えを食い入るように見るかと思いきや、テル子とうさ子は
 
『保健室の先生と生徒ごっこ』を始めました。
 
「あぁ、これはいけませんね、手術しましょう、手術」2人のごっこ遊びは程度が低いようです。
 
「メス」「無い」「ポッキー」「はい」ポリポリ。2人の遊びは限りがありません。
 
ということで集中治療室にやってきました。薬物が沢山です。
 
テル子はとりあえず『メホホブルササンX』というラベルのビール缶を手に取りました。
 
「とりあえず一杯」「お、すまないわねえ」酒盛りを始めました。
 
酒が喉にひっかかりました。魚の骨も喉にひっかかりました。
 
医者の不養生状態に陥ったうさ子とテル子。医者を廃業して、救急車を呼びます。
 
しかし到着したのはタクシーでした。
 
タクシーが到着したのです。
 
うさ子とテル子は命に危険を感じつつもタクシーの運ちゃんに「西友に行ってください」と。
 
「はいよー!!酉友一丁!!」「喜んでー!!!」「間違ってるが、よし!!」
 
しかし着いた先は、回転寿司屋でした。えび、タコ、たまご、そして酉友が回ってました。
 
「メニューにある品、全部持ってきて!」強気に大人買いするうさ子。
 
しかし実際は、酉友もけいしか出てきませんでした。
 
「んまー!!この店ってば、とんだパチもん野郎ね!!即打ち壊してやらぁー!!!」
 
両手にちくわを持って、がんばって壊してみました。
 
ぽよんぽよんいいながら、店は壊れていきました。
 
そのショックでとうとう2人はお亡くなりに。
 
場所は変わって、ここは天国。
 
色とりどりの花が咲いています。
 
テル子とうさ子は適当に走ったり、歩いたり、悩んだり、楽しそうです。
 
2人ともお花畑の向こうにある川を泳いでみました。
 
でもカナヅチでした。ブクブク。
 

ページ移動

ユーティリティ

うさ子ログ新着

T-225
2014/09/24
T-224
2014/09/24
T-223
2012/05/31
T-222
2012/05/30
T-221
2012/05/29