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T-008

今日のうさ子はごきげんです。なぜなら…
 
わくわくどうぶつえんに行く日だからです。
 
いそいそとしたくをして待ち合わせ場所に行
 
くと、そこにはもう1人のうさ子が待っていました。よく見ると微妙に白いです。
 
しかもちょっとラメまじりです。「こ…小林うさ子ッ!?」
 
「よく来たわね、林屋うさ子!!」どうやら演歌の女帝ですがおかまのようです。
 
うさ子対決が始まるかと思いきや、2人はわくわくどうぶつえんに向かいました。
 
まず2人は、キリンのぼりをしました。キリンは迷惑げな顔です。
 
「キ、キリン!?」キリンが鳴きました!(注:キリンに声帯はありません)
 
そして暴れだし、2人を振り落としました。「こなくそ!(ハモルン)」2人は必死でしがみつき
 
ませんでした。むしろキリンがしがみついたようす。一体何が起こったのか…!?
 
実は小林うさ子は「しがみつきフェロモン」が脇から出ていたらいいな
 
と思っていたのですが、出ていたのは林屋うさ子の足からでした。
 
そのフェロモンをキリンが鼻から吸って耳から出していたために…
 
小林うさ子はカバにメロメロになってしまいました。
 
それに嫉妬したキリンと林屋うさ子はオリを飛び出しました。
 
すぱぽよーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!(破裂音)プチ。
 
なんと今ので高層ビルが音を立てて崩れました(しょぼっ!!)
 
あとなんかこう、ペロっとした丸いモノが、静かに消えてゆきました。
 
「グッナイ…林屋うさ子…」小林うさ子はその場に残されました。
 
とりあえず小林うさ子はカバの性別をたずねてみました。
 
「カバ、カババ?」うさ子はカバ語を巧みに使いました。するとカバは「64さいです」と答え、
 
うさ子は「なんだ、うさ語、通じるんじゃん」と言いました。
 
それから2人は、いろいろ語らいました。政治のこと、お母さんのこと…
 
海水パンツのヒモのこと…そして、うしろ髪ひかれ隊のこと。
 
いろいろ語ったらなんだかスッキリしました。小林うさ子が。林屋うさ子は切なげに
 
「もういいから…。あなたも私もうさ子はうさ子。ほら、一緒になりましょう…」
 
小林うさ子は全てを悟ったような顔をして、林屋うさ子に飲みこむように飲みこまれ、消えました。
 
それを見ていたアメリカのジョンさんの証言では、うさ子が発光して飛びまわり、歌ったそうです。
 
昔々のお話じゃて…。

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