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T-084

今日のうさ子は池袋でインド服を着ています。サリーがうさ子を美しく見せます。
 
「どォ?私キレイ?」来る人来る人にうさ子は問います。
 
「いや、別に」訊ねる人訊ねる人、皆うさ子と目を合わせず冷徹に言い放ちます。
 
「チキショー!!」うさ子は横のサリーちゃんを殴りました。
 
「エエエエロイムエッサイムー!!」サリーちゃんはブチ切れました!!怒りすぎてセリフを間違えてます。
 
「おだまり!」うさ子は伝説の装備「釘バット」で更に殴ります。
 
サリーちゃんは血まみれです。もう見るカゲもありません。しかし、その血の池から……!!
 
変な髪型のおじさんがぬるりと這い出してきました!!怖い!!
 
「あなたが落としたのは金のヅラですか銀のヅラですか?」おじさんは両手にヅラを構えてうさ子に問いました。
 
「ソレ」と言ってうさ子が指した先は…な、なんとおじさん!?
 
「ちょっと待ったー!!」うさ子の後ろから飛び出した人影。ねるとん!?
 
「お年が知れるわよ。ホホホ」おじさんは笑いました。その声はまるで…サリー?
 
「ねるとんってなあに?」うさ子は普通に通行人に聞きました。途方にくれるサリー…。
 
挙句の果てにうさ子は鬼を呼び出し、祈りだしました。
 
しかし祈りは通じませんでした。途方にくれた鬼はうさ子をつかみ、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ!
 
ちぎっては投げられた鬼がぼたもちになってサリーの口に飛び込んでいきました。
 
モグモグ。「ウマーイ!」うさ子とサリーはごまんえつ。
 
お店で売り出すことにしました。新しいビジネスです!!商品名は『雪いちご』!!
 
売れそうで売れません。「今一歩…何かインパクトがなくては!」うさ子は考えました。
 
キャンペーンを行うことに!『ネットで応募!携帯ゲーム。うさ子インベーダーを当てよう!』
 
早速うさ子はインベーダーを狩りに行く事にしました。素手で。
 
無理でした。
 
うさ子はインベーダーにお土産を持っていきました。ワイロです。
 
しかし言葉が通じません。そこでうさ子はとっておきの策を…。
 
体だ!体を使うんだ!
 
うさ子は体のありとあらゆる所でゴマをすりはじめました。
 
あっという間にすりうさ子が出来上がりました。
 
あったかごはんにふりかけると、故郷のおふくろの味がします…。
 
うさ子はインベーダーと仲良くなった!
 
でも食べられた。

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