- 2008/12/04
- テキスト
T-125
ここは新商品開発部。たくさんのうさ子たちが会議をしています。
しかし机もイスもないので全員空気イスです。みんな一生懸命こらえています。
そんな中、車イスに座った社長が部屋に入ってきました。
「なんだねキミたち。またパントマイム会議かね」社長がぼやきます。
それを聞いた新入社員がひらめきました。
「社長!!ごはん無し牛丼というのはいかがでしょうか!!」
「なんだねキミ。また本末転倒ごはんシリーズかね」社長のダメ出しです。
「もう聞き飽きたんだよ!!ボイルおさしみだの、ほっかほかコーラだの、うんざりだ!!」社長はなおもキレ続け、
今までの本末転倒ごはんアイディアを全て叫びました。「炭酸抜きソーダ」や「インスタント水」などなど。この記憶力こそが社長たるゆえんです。
それを聞いた新入社員が「社長は、ちょっとうざいな」と思いました。
思い立ったが吉日です。レッツ下克上☆
まずは社長の前に立ち、おもむろにライターで着火しました。
燃え尽きる車イス。社長はなんと空気イスでこらえているではありませんか!
そして社長はそのままおしりを突き出した状態で「地獄で待ってるぜ!!!」と絶叫すると、
そのままお昼寝タイムに入られました。ぐうぐうすやすや。
うさ子たちは社長を手厚く弔い、大きな墓を建てました。
10年後お昼寝から目覚めた社長。会社はすっかり他人のものとなっていました。
あわてて元社長が社長室に行くと、そこはなんと、本屋になっているではありませんか。
とりあえず元社長は本棚の前に立ち、1冊だけ赤い本を引っ張ってみました。
すると、横で見ていたうさ子が「危険なデンジャラス!!!」と叫びました。そして帰りました。
元社長は引っ張り出しかけた本を元に戻しました。すると
HPとMPが回復しました。
思わず「安全なセーフティ!」と、元社長ニコニコ。現社長スタコラ。
現社長がいなくなったので、レジに誰もいなくなってしまいました。
レジに並ぶ客が元社長を見つめます。元社長はいたたまれなくなり
「おなかが…!!」とわかりやすいウソをつき、トイレに逃げました。
トイレでは新商品開発部の連中が空気トイレ
の検証を行っていました。要は空気イスですが、フタを開ける動作が入っています。
元社長は「シモはいかんよシモは。売れやしねえ」と割り込みます。
そんなゲームを開発中。