- 2009/01/10
- テキスト
T-162
今日は一生に一度の晴れ舞台、「うさ子まったーり式」の日です。
いそいそと晴れ着をレンタルしてきたうさ子。
ビンテージものなので、ズタズタでボロボロ、モサモサなんですけどね。
新しいものを買おうにも金が無く、ビンボーなうさ子。
とりあえずレンタル衣装を返却しました。
そして火を放ちました。
晴れ舞台を彩る、焼きハウスの出来上がりです。ビンボーうさ子はこれで、ガマン。
スミ臭い店に入り、勝手にくつろぐうさ子。…くつろげません。
腹が立ったのでサラ地にしてみました。
ひとりせっせとローラーを転がします。
整地が終わったら、神職者を呼んでおはらいもしましょう。
「そんな金あるわきゃねーだろ!!」うさ子はキレました。
地主がもっとキレて出てきました。「ぬ…はかったな!!」
うさ子は第三者を装いました。
呉服屋の店主、森林は、焼け野原に涙してます。
その涙がやがて、川になり、池になり…枯れることがありません。
潤いは、サラ地をみずみずしい大地へと生まれ変わらせます。
草花が茂り、木はぼっこんぼっこん生え、
うっかり植えてしまっていた植田の種がバーゲンセール状態で繁殖しちゃいました。
そう、地球はかつての姿を取り戻したのでした!!THE・EN(略)
スタッフロー(略)
お約束の2周目データ引き継ぎ(略)
デキる女性の隠れ家的等身大のスイーツ着回し秋色先取りコスメボディビル(略)
ひとまずクリア直前に話を戻し、繁殖する草木を食い止める事に
しようと思いましたがやめました。人間こそが地球の敵だと気づいたのに。
理由は「めんどくさくなった」です。
うさ子はとうとう人生というゲームを積んでしまいました。
人間抹殺を実行するうさ子。武器を手に取ります。
考えが矛盾しているように、うさ子の脳内では悪魔と鬼が闘っています。
死神が混ぜてほしそうにしていますが、放っておくことにします。
悪魔が勝ちました。1日の株取引で2億円稼いだのです。
鬼が悔しそうに金棒を振り回します。悪魔がビビって逃げ出してしまいました。
鬼はさみしくなって死んでしまいました。
残ったうさ子は悪魔が稼いだ2億円で新しく晴れ着をレンタルしましたとさ。